NEWS!
2010年3月1日より
サイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)は、
認定NPO法人 となりました!
認定NPO法人とは、NPO法人のうち、その運営組織及び事業活動が適正であること並びに公益に資することについて一定の要件を満たすものとして、国税庁長官の認定を受けた法人のことをいいます。
認定NPO法人への寄付は、寄付金控除などの対象となります。(詳しくはこちら をご覧ください)
これからも、サイド・バイ・サイド・インターナショナルへのご支援をよろしくお願いいたします。
日本や海外で、貧困や災害その他の困難な状況に直面している人々の生活向上のために、1985年に任意団体として活動を開始。2002年には、特定非営利活動法人(NPO法人)となり、アジアやアフリカへ救急車や医療機器などを送る人道的支援活動を展開しています。
カンボジアでは、公立の119番救急医療体制強化、救急隊員の養成、診療所支援、医療へき地での診療所や移動検診支援を実施しています。また、辺ぴな地域での移動検診や診療所、学校や孤児院・障害児施設の支援も行っています。
国内においても、障害者やホームレスの方々の支援、災害時の物的及び人的支援等を行っています。
カンボジア救急事業
サイド・バイ・サイド・インターナショナル カンボジア事務所では、カンボジアの保健省(日本では厚生労働省)の救急事業担当長官の依頼により、国立病院系の救急車を保有している病院に、119番システム運用の救急隊整備を実施しています。
これまでプノンペン市においては、SAMU(フランス式の救急隊)という方式で活動をしていた救急車が国立病院に数台ありましたが、隊員の訓練やシステム整備が不十分でした。サイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)の指導員は、まず国立クメール・ソビエト友好病院に救急隊の創設を目指しています。これら国立病院の救急車は、プノンペン市内の他、他県で発生した事案まで時には対応するなど、守備範囲がとても大きくまたニーズも高い状態です。
NEW! カンボジア水祭りでの活動写真集
2009年11月
水祭りは、カンボジア最大のイベントです。今年は11月1日から3日まで開催。川でのボートレースは有名で、今年のプノンペンの人出は200万人以上と言われています。そのことから、交通事故や急病の件数も多いため、日本から救急隊訓練指導のためにカンボジアに行っていた日本人指導員たちも、カンボジア事務所スタッフや保健省や公立病院救急隊と協力して、急病人や負傷者の手当や交通事故の救急活動に携わりました。
(写真集全体は、こちらのカンボジア救急事業ブログのページ からご覧下さい。)
国立クメール・ソビエト友好病院の救急隊
(2009年9月30日撮影)


カンボジアで活躍する日本のジャパンハート の長谷川看護師や村上看護師も、 隊員への指導の手伝いに。
救急救命士の熊谷さんが、2009年4月中旬から4週間、救急隊体験ボランティアを行い、救急隊と共に出動したり、救急隊員の指導にあたりました。
熊谷さん自身による感想はこちらです 。
カンボジア ・ココン州
2009年1月19日~1月27日
サイド・バイ・サイド・インターナショナルは、大竹財団 からの助成金を受けて、「医療僻地に住む妊産婦と母子のための移動健診」プロジェクトを2009年1月19日から27日まで、ココン州コンポンセイラ郡にて実施しました。今回、移動健診を行ったのは、東京の助産師、渡邊真弓さんです。渡邊さんは、以前からアフリカやカンボジアでもボランティア経験があります。コンポンセイラ郡では、サイ ド・バイ・サイド・インターナショナルが支援しているグラフィス診療所 (ブログは英文のみ)が建設中です。
今回は、渡邊助産師は、郡内の辺ぴな村々で妊産婦や母子の検診や指導、郡病院の助産師のアシスト、観察・指導などを行いました。受診者総数は126人で、5件の出産にも立ち会いました。
渡邊助産師の報告によれば、偏った食生活や栄養不足、また風土病であるマラリアにより、貧
血の妊産婦が多数いました。コンポンセイラ郡の属するココン州において、73.7%の5歳未満児が貧血であるという報告もあり、それも原因の一つと考えられます。また、保健所から遠距離であるため、定期訪問健診が実施されていない村もある上、妊産婦が、保健所までの交通費を払えない、子供の世話があるなどの理由から、健診に行けない場合も多くありません。中には、健診を受けるのは初めて、という母親もいました。
また、指導を行ったのは、妊産婦だけではありません。多くの人が歯磨きの習慣がないため、歯痛を訴える人も多く、虫歯や歯周病が蔓延しており、子供や大人への歯磨き指導も実施しました。
コンポンセイラ郡では、サイド・バイ・サイド・インターナショナルが支援するグラフィス診療所が建設中であるほか、すでに現地パートナーが、数年前から、救急車を使っての救急活動を行い、近くの国道4号線での交通事故にも度々出動しています。グラフィス診療所は、日本の学生NGO団体グラフィス、サイド・バイ・サイド・インターナショナルなどの支援により建設されています。
救いたい命、救える命があるから・・・
11月25日、日本外務省から「日本NGO連携無償資金協力」を受けてサイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)が輸送した救急車4台の寄贈式典が、保健省にて実施されました。
式典には、カンボジアの保健大臣、次官、各国立病院長などの多数の関係者と、日本大使館公使が出席されました。この救急車両寄贈は、SBSIのパートナーである日本のNPO法人TICOがカンボジア政府と協力して始めているカンボジア初の本格的な119番救命・救急システム構築事業のためです。このように高機能で設備の整った救急車は注目を集め、大いに感謝されました。(左上写真は、サイド・バイ・サイドの代表佐々木と、ブンヘン保健大臣や在カンボジア日本大使館丸山公使、五十嵐TICOカンボジア事務所代表。)
SBSIではこれらの車両とほぼ同時に、2台の簡易救助車と何百もの救急や医療用物資をカンボジアに輸送し、1台の救急車の輸送をアシストしました。
カンボジアでは、2007年、交通事故が死亡原因第二位(HIVが1位)でしたが、さらに増加しています。これまで、救命設備も技術もない多くの民間救急車が、高額の搬送代目当てに運用されていました。この問題は、9月に日本のNHK総合やNHKBSの番組でも、TICOの救急事業の紹介と共に取り上げられ、その後、政府から民間救急車運用禁止令が出ました。これを機に、保健省や警察、各公立病院と共にTICOが進めてきた公立救急救命体制への取り組みは急ピッチで進められ、日本からの救急車両はその中心的役割を果たすこととなりました。また、以前からSBSIのパートナーだった米国のMTI(メディカル・ティームズ・インターナショナル)緊急医療専門家ローエン氏のチームがカンボジア語の応急処置教本とDVDを完成しました。カンボジアの救急事業は、まだまだ資金も人材も限られており、皆さまのご協力を必要としております。よろしくお願いします。
