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対カンボジア緊急サービスプログラム機関

サイド・バイ・サイド・インタ?ナショナル

 

対カンボジア緊急サービスプログラム機関(OESP)は、アメリカ、ワシントン州シアトルに所在し、代表バシー・ローン氏をはじめとするアメリカの緊急援助消防士によって構成されています。そのプルジェクトは、救急システムと火災救助のプログラムをカンボジアに設立し、トレーニングの施行、医療用具の設置、さらには、救急車、消防車、消火装置などを提供することを目標としています。”OESP”のメンバーは、20023月、カンボジアを訪れた際に、ノロドム・ラナリド王子に謁見し(写真1)

 

 

 

 一行はまた、H.R.H.ノロドム・ラナリッドH.R.H.皇太子の顧問で、国会書記長であるコル・ペング博士にも面会しました。(写真2)

 

写真3:シエム・リープ病院:検査台や照明、医薬品などの設備が不足しているのが現状です。

 

 
 

写真4:シエム・リープ消防署: 稼動中の消防車は1台ありますが、消防士達は防火服を持たず、無防備な状態です。消火ホース、ノズル、消火装置、マスクなども不足しており、正規のトレーニングも施されていないのが現状です。

 


写真5:プノンペン20023月大火災 

 
 

OESPチームからのコメント:

 

 "火と奮戦しているカンボジアの消防士たちがどんな危険にさらされているかを私たちは目の当たりにしました(312日のことです)。 十分な装備をしている者はなく、故障した装置によって彼らは危険にさらされています。長靴もなくサンダル履きの消防士もいます。消防ホースが私達のちょうど目の前で破損しました。カンボジアに、トレーニング・センターや教室を備えた、新しい消防署を設立するのが私たちの願いです。そこで消防士が実際の火を体験しながら、繰り返し、消火活動について学べるようになるのです。消防署には消防車、救急車、また、いつ何時にでも対応できる人員が配備されるようになります。消防士と消防署常駐の医者も配置されます。既存の消防士達には、消火活動に関するさらに高度な技術も教えたいと思っています。また、救急車で活動できるように、候補者を選び医者も育てていきます。来年の2月までにこのプログラムを実行に移し、消防とEMSシステムを立ち上げ、2月末までには稼動させる計画です。
 

 私たちのこうした計画は、カンボジア政府からも、好意的に評価されています。また、サイド・バイ・サイド・インターナショナルより、私たちにとって初めての救急車が提供され、今年8月には合計で5台の救急車が送られました。"

 

サイド・バイ・サイドから送られた救急車の写真

 

 

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