保健省の会議で救急関係のレクチャーと展示を車両展示

 2011年10月10日

2011年10月10日、カンボジア王国保健省が主催し、各州の保健局代表者が一堂に会する会議がシアヌークビル特別区で開催されました。会議は、保健セ クターにおける民間病院/診療所などの活動とそれに関係する法律に関するもので、この会議にサイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)も招か れ、ピーター・リー所長以下4名が出席をいたしました。

会議は4日間にわたって実施されましたが、この会議の初日に、ピーター・リー所長によって救急車の規格(Advanced Life Saving (ALS)救急車とBasic Life Saving (BLS)救急車の装備の違い、重点など)に関するレクチャー、そして現行の救急システム構築事業に関する報告がされました。

ヘンタイクリー保健長官による挨拶の中では、SBSIの活動への言及、そして日本財団様より寄贈されました緊急車両25台に関するアナウンスも実施されま した。また、これから開始される笹川平和財団様と国家テロ対策委員会(SNCTC)とのカンボジア救急救命基盤整備事業に関しても紹介されました。

当日は、ヘンタイクリー保健長官の要請により、日本財団より寄贈された車両のうち救急車に改造されたもの2台を会場外に展示いたしました。
整備された大型救急車への関心もさることながら、軽自動車を改造して作られた軽救急車の内部構造や機能性には参加者一同大変な興味を示しており、全員での見学時にはヘンタイクリー保健長官自らが車両の機能について参加者へ説明等を行ってくださいました。

(写真は、レクチャー中のSBSIカンボジア事務所所長、
日本から送られ救急車両に改造された車両を見る保険長官)
  (車両寄贈式と表彰式の記事はこちら )