2011/5/12,13 畳300枚を南相馬の避難所へ輸送!!

 サイド・バイ・サイド(SBSI)は、5月11日から15日にかけて、日本平ホテル様から寄贈していただいた畳300枚を南相馬市の避難所へ輸送いたしました。まず寄贈元のホテルがある静岡県のトラック業者が、ホテルから畳を積み込み福島県内に向かい、SBSIのスタッフ及び 南相馬市でボランティア活動を続けている任意団体、南相馬桜援隊のスタッフや南相馬市消防団鹿島区団の消防団員と合流。そこで畳の積み替え後、南相馬市へ向かいました。

二ヶ所の避難所の体育館では、被災者の方々は2ヶ月もの間冷たい床の上で寝泊まりされていて、寄贈された畳が体育館の床に敷かれると、「2ヶ月たって、やっと人間らしい生活ができる」と涙ながらに感謝する方もおられました。翌日には、SBSIの佐々木理事長が南相馬市の桜井勝延市長と会見しました。

震災から、2ヶ月。ニュースでの報道がだんだんと減っていくなか、未だに厳しい生活状況にある方も大勢いらっしゃいます。

寄贈元である日本平ホテル様には、心よりお礼申し上げます。そしてまた、今回の輸送に協力して下さった日発運送様、昭和運輸様、南相馬桜援隊の皆様、南相馬市消防団鹿島区団の皆様、ありがとうございました。

左下:寄贈された畳。中央:桜井勝延市長との会見。 右下:畳の輸送先の体育館。

<この活動は、日本財団ROADプロジェクトのご支援を受けています>