2011.4,22&23  台湾からの13トンの物資を宮城と福島へ!

 サイド・バイ・サイドは、4月22日及び23日に、台湾の Chaoyeng Charity Merit Society から寄付して頂いた13トン以上の援助物資(水、食料、紙おむつ、肌着など)を福島県と宮城県に運搬しました。

横浜港で、コンテナから大型トラック数台に物資を積み替えた後で、福島県への輸送チームは、22日南相馬市の避難所や自宅避難者などに配布をする団体などに物資を届け、宮城県チームは、石巻市の自宅避難者や避難所へ物資を配布する現地のフェアトレード東北(http://ameblo.jp/fairtrade-t/)という団体に届けました。

石巻チームは、23日、同団体のスタッフの案内で、340(20班に分かれる)の避難者のために物資を配布する、牡鹿半島の小淵災害対策本部に直接物資を届けました。私達が訪れたのは、災害後40日たっていましたが、住居は壊滅的な被害を受けている上、水道や電気の供給が回復せず、大変困難な日々を過していました。自衛隊の遺体捜索も続いていました。

その上、石巻市内から続く道路は危険で、折からの雨で、途中で路肩が崩落していたり、土砂崩れ寸前の箇所もありました。このような状況を経験し、さらに被災者の皆さんの困難な状況を知ることができました。

そのようなわけで、非常に必要とされていた水などの物資を届けられたことで、台湾のリンダ・シュウさん、CCMS及び救援物資をお送り頂いた皆様に深くお礼を申し上げます。