9月13日、SBSIは日本人の救急専門家による救命救急講習会第二弾を、国立クメールソビエト友好病院で開催しました。講師は、津波古憲さん(川崎市消防局)、喜熨斗智也先生(国士舘大学助教)、田中将大さん(米国ATC, NREMT資格有)です。30人の医師、看護師、救急隊隊員らに、到着時の現場観察から応急手当、救急車への搬送まで、スライドを使った講義やデモンストレーション、実技訓練を通して、救命にとって重要なポイントを指導しました。実際の事故の救助活動の映像や、ナイフによる刺傷、腸管脱出などの実技指導も含めて、カンボジアの状況に配慮して、非常に有意義でわかりやすい講習会にされました。参加者も熱心に講義を聴いた後で、実技訓練に真剣に取り組んでいました。今回、ISSHINの松崎さんやスタッフの方たち、雪花菜工房の横田さん(救命士資格有)にもご協力いただけました。