2011年11月 これまでの南相馬市支援の概要
サイド・バイ・サイド・インターナショナルによる
福島県南相馬市における復興支援
(南相馬市:東北大震災による死者403人 行方不明者1071人)
コミュニティサロンの設置及び運営
仮設住宅住民のための、和みサロン「眞こころ」を仮設住宅集会所3カ所で運営
サービス内容:
無料のお茶やコーヒー、マッサージチェア、テレビ、インターネット、テレビ電話も設置予定 不定期イベント目的:
・仮設住宅の被災者の方の交流を日々深める・仮設住宅の生活相談・仮設住宅での孤独感の緩和や孤独死の予防・仮設住宅での高齢者の虐待防止や早期発見・仮設住宅や南相馬市の地域情報伝達その他
最近では、仮設住宅の高齢者のエコノミー症候群も問題となっており、東北の仮設住宅住民の7%がかかっていると言われている。寒さもだんだんと厳しくなり、高齢者は引きこもりがちなため、気軽に集える場が仮設住宅の中にあることは、非常に助けになる。利用者が自主的に「歩こう会」を作る話も進んでいる。(利用者の家族の声:)母が高齢で、昼間も仮設住宅に閉じこもりがちなのが、大変気になっていましたが、こちらのカフェに毎日おじゃましては、楽しい時を過ごしていると知り、たいへん驚きました。
運営:
サイド・バイ・サイド・インターナショナルの地元メンバー(南相馬消防団副団長など)を中心とした、「やっぺ南相馬」が運営にあたる。サロンで働く人には、地元住民を雇用している。
物資支援継続
2011年11月までに輸送された物資
毛布400枚 ダウン布団3点が290セット 電気カーペット285枚 温かな衣類 他団体との協力で、食料配布支援 月に二回 1000人分 の野菜・水
除染作業支援
広島市の一般社団法人「福島原発勇志作業隊」による、漁船などの除染作業のための手配と協力。
2011東北被災地支援アルバム 2
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2011/5/12,13 畳300枚を南相馬の避難所へ輸送!!
サイド・バイ・サイド(SBSI)は、5月11日から15日にかけて、日本平ホテル様から寄贈していただいた畳300枚を南相馬市の避難所へ輸送いたしました。まず寄贈元のホテルがある静岡県のトラック業者が、ホテルから畳を積み込み福島県内に向かい、SBSIのスタッフ及び 南相馬市でボランティア活動を続けている任意団体、南相馬桜援隊のスタッフや南相馬市消防団鹿島区団の消防団員と合流。そこで畳の積み替え後、南相馬市へ向かいました。
二ヶ所の避難所の体育館では、被災者の方々は2ヶ月もの間冷たい床の上で寝泊まりされていて、寄贈された畳が体育館の床に敷かれると、「2ヶ月たって、やっと人間らしい生活ができる」と涙ながらに感謝する方もおられました。翌日には、SBSIの佐々木理事長が南相馬市の桜井勝延市長と会見しました。
震災から、2ヶ月。ニュースでの報道がだんだんと減っていくなか、未だに厳しい生活状況にある方も大勢いらっしゃいます。
寄贈元である日本平ホテル様には、心よりお礼申し上げます。そしてまた、今回の輸送に協力して下さった日発運送様、昭和運輸様、南相馬桜援隊の皆様、南相馬市消防団鹿島区団の皆様、ありがとうございました。
左下:寄贈された畳。中央:桜井勝延市長との会見。 右下:畳の輸送先の体育館。
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<この活動は、日本財団ROADプロジェクトのご支援を受けています>
二つのチャリティコンサート 新橋と八王子にて
美しい音楽の調べによって、サイド・バイ・サイド・インターナショナルの被災地支援活動を支援するチャリティコンサートが、東京港区と八王子市で別々に開催されました。
1)5月10日(火)
第二回 集のサロンコンサート
演奏者:徳武敦さん 梅ヶ谷瑞穂さん 久武麻子さん
会場:港区西新橋
2)5月14日(土)
グレイスシンフォニーオーケストラ 管楽器奏者による特別演奏会
主催:グレイスシンフォニーオーケストラ
音楽監督・指揮:大山文史郎さん
会場:南大沢市民文化会館
物資支援だけでなくこのような催しも、サイド・バイ・サイド(SBSI)の活動のための貴重な支えとなっております。
また、それぞれの場所での素敵な演奏は 支援活動を続けていく上での大きな励みとなりました。
演奏者並びに主催者やご来場下さった皆さま、ありがとうございました。
左下:集のサロンコンサート。中央:グレイスシンフォニーオーケストラ 特別演奏会での募金活動の様子。
右下:グレイスシンフォニーオーケストラ特別演奏会
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