シアヌークビル州の病院に日本からベッドなどを寄贈しました(2019年10月24日)

10月24日、サイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)が日本から送った2基のコンテナ(芳賀赤十字病院からの医療用ベッド)がシアヌークビルに到着し、SBSI理事長佐々木浩二がコンテナを開封しました。

その後、シアヌークビル州のクー・チャムロン新知事およびマン・シネ副知事が出席されて、シアヌークビル州立病院(ノン・セン院長)にて寄贈式が開催されました。

この寄贈事業は、SBSI、CAMSAFE、応援環境団、シアヌークビル州の共同事業です。

寄贈された147台のベッド(乳児ベッドを含む)は州立病院など州内の公立病院にて活用されます。

国立病院で「緊急外傷患者への初期対応」講習会 (2019年3月)

3月15日、SBSI主催の講習会で、日本から来ていたANTAAの中村医師、江崎医師、西山さんが国立カルメット病院で60人の医療スタッフが「緊急外傷患者のための初期対応)を実技講習も含めてレクチャーしました。数々の事案をスライドで提示して、ERスタッフの初期対応について質問をする形式で、参加者は非常に熱心に参加していました。しかも、正解を出した参加者は「白い恋人」のクッキーを受け取れたので熱が入りました! 同病院のナレット救命主任やシアン看護訓練主任も 講習会に協力しました。同様の講習会を国立クメールソビエト友好病院でも実施しました。

コーラップ4センターで応急手当講習会(03/03/2019)

3月3日、SBSIはコーラップ4センターで生活する若者たちのために応急手当講習会を実施しました。彼らは、日本の専門家の指導を熱心に聞いて、懸命に実技に取り組んでいました。日本のGRAPHISの学生団体のメンバーも加わり、講習会が終了する時には皆が満足していました。誰かの心臓が止まるなど緊急事態に何をしたらいいのか、それを学ぶことができたからです。

障がい者陸上競技会に救護班と救急車を派遣

3月1日と2日、日本のNGOのハーツ・オブ・ゴールドとカンボジア・パラリンピック委員会が障害者の陸上競技会やオープンレースやを主催し、SBSIでは、救護班を手配しました。救護班と救急車は、国立クメール・ソビエト友好病院からの派遣です。(日本人看護師のちかこさん、ご協力ありがとうございます。) 救急車寄贈事業の日本側のスポンサーでもあり、カンボジア訪問中のGRAPHIS(関東の大学生のNGO)も参加し、子供たちや若者にフリー・フェイスペインティングをして喜ばれていました。
このイベントは、とても感動的で私(佐々木)も何度か涙し、選手やご家族の大きな笑顔が心に残りました。来年は、もっと大勢の方が来て、いっぱい応援してくださるように願います。