Health Check on SBSC School Students
3月3日、SBSIスタッフとボランティアチームが、GRAPHIS(日本の学生団体)メンバー8人と共に、カンダル州のルムドア島(=コー島)を訪問し、児童健康診断と成人向け応急手当講習会を実施しました。
3月3日、SBSIスタッフとボランティアチームが、GRAPHIS(日本の学生団体)メンバー8人と共に、カンダル州のルムドア島(=コー島)を訪問し、児童健康診断と成人向け応急手当講習会を実施しました。
SBSIは、1月21日にMTIのハタウェイ先生による「上級心電図読み取り特別講座」を国立クメールソビエト友好病院近くで開きました。今回は、パワーポイントで沢山の波形が用意され、参加者は様々なケースの読み取りを学びました。前回同様、参加した国立病院の医師や看護師、医学生たちも非常に熱心で、質問もいろいろ出て有意義な講座となりました。もちろんこれだけで心電図を完璧にわかるわけではありません。ハタウェイ先生は、参加者が職場(病院)で、またはインターネットを使っても、何百、何千もの波形を見て学んでいくようにと励ましました。
2017年1月20日、SBSIは心電図解読講習会第二回をカルメット病院で開催しました。講師は1回目と同じくMTIのバッド・ハタウェイ氏です。医療スタッフやインターンなど21人が参加しました。これは12月に開催した1回目の続きですが、受講者はさらに熱心で有意義な講習会となりました。また、MTIのサリムさんやUHSの学生でSBSIインターンのラタナ君も素晴らしい通訳をしてくれました。最後に受講者にはカルメット病院、SBSI及びMTIから修了証が手渡されました。
このような講習会は、SBSIの緊急医療システム強化事業の一環です。「カンボジア人の命はカンボジア人が救う!」がスローガンです。このような講習会を通して学んだ技能が、緊急医療の現場で活用されることを、私たちSBSIもバッド先生も心から願っています。
2016年12月7日SBSI佐々木理事長が支援先の国立カルメット病院を訪問。チヒアン・ラー院長らと記念撮影。
2016年9月23日、SBSIは、国立コソマック病院の医療スタッフのための、赤ん坊から成人までのベイシック・ライフ・サポート(BLS)救命講習会を実施しました。医師や看護師、インターン生など59名が出席しました。講師は、日大板橋病院勤務(当時)の赤羽目医師、看護師の宮内史帆さん、MTIの田ナック医師です。BLSとは、生命の危険がある緊急の病人や負傷者が病院で適切な治療を受けられる前に施す処置のことです。参加者の中には、一度もこのような講習を受けたことがなかった人や、受けたけれども実際にマネキンやAEDの使用は初めてという人たちもいて、非常に熱心に学んでいました。SBSIはこのような医療者や医療系学生向けの講習会を通して、この国で救急患者の救命率が上がること、もっと多くの命が助かることを願っています。