2014-10-03 日本から救急車と医療機器

日本の救急車と医療機器を積んだコンテナが、プノンペン市庁の協力により、通関されました。このコンテナは、SBSIが、MOL(商船三井)の輸送支援を受けて、日本より輸出たものです。
救急車は、愛知県の蒲郡ロータリークラブからプノンペン市に寄贈され、内部の装備品や機器も揃っています。医療機器(SBSIより)は、プノンペン市の国立病院に寄贈予定です。
シアヌークビルでのコンテナ開封には、SBSIからカンボジア事務所長とプノンペン市庁の担当官が立ち会いました。
今回の寄贈や輸出にご協力下さった皆様に御礼申し上げます。
(文中敬称略)

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カンダル州ルムドア島における疾病予防及び健康管理プロジェクト

8月、SBSIの「カンダル州ルムドア島における疾病予防及び健康管理プロジェクト」を支援する日本の学生団体GRAPHISが、ルムドア島を訪問しました。久留米大学の河内教授と7人の学生さんたちも同時期に訪問しました。

原口先生のカンボジアへの訪問

元・国立病院機構災害医療センター臨床研究部の原口義座(はらぐち よしくら)先生がカンボジアを訪問されました。三つの主要国立病院や日本大使館を訪問され、災害及び緊急医療について、非常に有意義な話し合いもなされました。ルムドア島の疾病予防・健康管理事業にも参加して、健康診断を実施してくださいました。

GRAPHIS支援で実施している疾病予防・健康管理プログラム

6月13日、小児科医と医療系学生を含むSBSIスタッフが、GRAPHIS支援で実施している疾病予防・健康管理プログラムのために、カンダル州のルムドア島を訪問しました。SBSC 幼年学校で、今月、毎日の衛生チェックで優秀だった生徒たちに賞品を授与。それから、病気やケガをした赤ん坊や子供のための診療活動を実施しました。

結核検診車の寄贈式 2013年11月28日

11月28日、日本結核予防会(JATA)から寄贈された結核検診車の贈呈式がプノンペンで開催されました。カンボジアのマム・ブンヘン保健大臣やJICA事務所の井崎所長、日本人商工会の近藤会長、それに日本結核予防会(JATA)、カンボジア結核予防会(CATA)、CENATの代表者らが出席されました。SBSIも招待され、佐々木明子が出席しました。SBSIは、JATA様のご依頼を受け、日本からの輸出、カンボジアでの内部改造などを実施しました。結核検診車は、既に地方で、何百人もの検診を行い、多くの結核患者の早期発見に貢献しています。

カンボジアでは、日本や各国の政府やNGOの支援により、結核の罹患率は減少しているものの、世界銀行の2011年の発表によれば、まだ、10万人につき437人です。(日本は、18.2人)