2011年8月22日 プノンペンにて、車両寄贈式及び表彰式

プノンペンにて、車両寄贈式及び表彰式 Cambodia flag

カンボジア上級大臣、日本財団、商船三井代表者らが出席

2011年8月22日

donation ceremony8月22日、プノンペン市において、日本財団 のご支援によるサイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)の緊急車両用車両寄贈及び改造事業の車両引渡式、及びカンボジア政府救急システム構 築への貢献に対する表彰式が開催され、カンボジア側からは、オミ・イェンティエン上級大臣様らが出席され、日本側からは、日本財団の国際協力事業担当・大 野修二常務理事らと共に、これまでCSR事業としてSBSIの医療用車両や医療機器輸送を支援してきた商船三井 の永田順一CSR室長、並びに、SBSI佐々木理事長が出席し、表彰されました。
式典の模様は、カンボジアの主要TVネットワークでも繰り返し放送されると共に、大手3紙に掲載されました。
式典に関する商船三井のプレスリリースはこちら
日本財団大野常務理事のブログ記事はこちらから、どうぞ。 NF Logo

(写真は、式典の模様。SBSI佐々木理事長と上級大臣)

2011/5/12,13 畳300枚を南相馬の避難所へ輸送!!

 サイド・バイ・サイド(SBSI)は、5月11日から15日にかけて、日本平ホテル様から寄贈していただいた畳300枚を南相馬市の避難所へ輸送いたしました。まず寄贈元のホテルがある静岡県のトラック業者が、ホテルから畳を積み込み福島県内に向かい、SBSIのスタッフ及び 南相馬市でボランティア活動を続けている任意団体、南相馬桜援隊のスタッフや南相馬市消防団鹿島区団の消防団員と合流。そこで畳の積み替え後、南相馬市へ向かいました。

二ヶ所の避難所の体育館では、被災者の方々は2ヶ月もの間冷たい床の上で寝泊まりされていて、寄贈された畳が体育館の床に敷かれると、「2ヶ月たって、やっと人間らしい生活ができる」と涙ながらに感謝する方もおられました。翌日には、SBSIの佐々木理事長が南相馬市の桜井勝延市長と会見しました。

震災から、2ヶ月。ニュースでの報道がだんだんと減っていくなか、未だに厳しい生活状況にある方も大勢いらっしゃいます。

寄贈元である日本平ホテル様には、心よりお礼申し上げます。そしてまた、今回の輸送に協力して下さった日発運送様、昭和運輸様、南相馬桜援隊の皆様、南相馬市消防団鹿島区団の皆様、ありがとうございました。

左下:寄贈された畳。中央:桜井勝延市長との会見。 右下:畳の輸送先の体育館。

<この活動は、日本財団ROADプロジェクトのご支援を受けています>

二つのチャリティコンサート 新橋と八王子にて

美しい音楽の調べによって、サイド・バイ・サイド・インターナショナルの被災地支援活動を支援するチャリティコンサートが、東京港区と八王子市で別々に開催されました。

1)5月10日(火)
第二回 集のサロンコンサート
演奏者:徳武敦さん 梅ヶ谷瑞穂さん 久武麻子さん
会場:港区西新橋

2)5月14日(土)
グレイスシンフォニーオーケストラ  管楽器奏者による特別演奏会
主催:グレイスシンフォニーオーケストラ 
音楽監督・指揮:大山文史郎さん
会場:南大沢市民文化会館

物資支援だけでなくこのような催しも、サイド・バイ・サイド(SBSI)の活動のための貴重な支えとなっております。
また、それぞれの場所での素敵な演奏は 支援活動を続けていく上での大きな励みとなりました。
演奏者並びに主催者やご来場下さった皆さま、ありがとうございました。

左下:集のサロンコンサート。中央:グレイスシンフォニーオーケストラ 特別演奏会での募金活動の様子。
右下:グレイスシンフォニーオーケストラ特別演奏会


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2011年5月7日 北上町の炊き出し及びキックボクシングのイベントに参加

2011年5月7日 北上町の炊き出し及びキックボクシングのイベントに参加

 サイド・バイ・サイド(SBSI)は、5月7日に JLEAニューキックボクシング連盟(NJKF)理事長などと共に、避難所となっている石巻市北上子育て支援センター(約130人)を訪問しました。

避難所に向かう途中、巨大な津波が北上川流域や河口付近に与えた被害の跡が未だに生々しく残っていました。(写真参照) 道路も工事中が多く、警察や自衛隊車両も多数見かけました。

避難所に到着すると、まず、表参道のC's fortの店長らによる具だくさんの本格的な皿うどんなどの炊き出しが行われ、皆さん、舌鼓を打っていました。後で、子供たちのためのジュースや店長手作りのケーキなども配られました。

また、TOMONORI選手や、女性も含めたキックボクシング選手たちによる白熱したスパーリングが行われ、その後は、避難所の子供も大人も、多数がグローブを手に、選手たちの手ほどきを受けて大いに盛り上がりました。その時に使用した用具は、親子で楽しめるよう、NJKFより避難所に寄付されました。

サイド・バイ・サイドは、今回、炊き出し道具提供や車両、Tシャツ配布(東京・久武様からの寄贈)で協力しています。

訪問時には、電気も水道も本格的な復旧はまだでした。漁業やわかめの養殖の仕事をされていた方も多く、将来の不安を抱えながらも、皆さんが、交代で食事を作るなど協力し合っている姿が印象的でした。

この炊き出しやイベントの参加ご協力は、他に、株式会社ゴールドウイン(GOLDWIN INC.)、株式会社WayFindingです。