クラチェ州洪水被災者のためにお米と蚊帳を寄贈(2018年9月7日)

クラチェ州洪水被災者のためにお米と蚊帳を寄贈(2018年9月7日)

今年、カンボジアのクラチェ州が洪水で大きな被害を受け、多くの住民が避難した時に、シカゴ東京メディカル株式会社様からのご支援で、97日に被災者のためのお米と蚊帳を社会福祉省のソパンニャー局長に届けることができました。担当者のコーネル様と貴社の皆様に御礼申し上げます。

救急車・医療機器がプノンペンに到着(2018年10月2日)

救急車・医療機器が到着(2018年10月2日)

10月2日、サイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)が国士館大学から寄贈され、日本から輸送された救急車2台と医療機器がUYFCプノンペンセンター(代表:サイ・サマル環境大臣)に到着しました。この寄贈事業は、UYFC PPとSBSI、学生団体GRAPHIS、国士舘大学、鶴見大学、国立クメールソビエト友好病院、Open Network Express(ONE)社の共同事業です。

国士館から寄贈された救急車1台とSBSI寄贈のPC15台はUYFC PPに、もう1台とSBSI寄贈の保育器や滅菌機などの医療機器は国立クメールソビエト病院など公立病院に、鶴見大学歯学部眼科教室から寄贈された眼科治療機械2台はプノンペン市立病院に寄贈予定です。他にも幾つかの医療機器が公立病院などに寄贈されます。

今回の寄贈・輸送事業のために貢献されたサイ・サマル環境大臣にも感謝申し上げます。

 

GRAPHISと共に看護師向け蘇生法講習会を開催(2018年8月21日)

GRAPHISと共に看護師向け蘇生法講習会を開催(2018年8月21日)

2018年8月21日、SBSIと日本の学生団体GRAPHISは国立カルメット病院にて、看護師向けの基礎知識及び蘇生法講習会を一度に100人ずつ、二回実施しました。これはGRAPHISの看護大学学生が中心となって計画・準備したもので、最初に25問の基礎知識テスト用紙を配って回答してもらい、それから蘇生法の指導をしました。日本の若者たちの真剣な態度に、参加者全員も熱心に取り組んでいました。

当初は、新入りの看護師のみ参加の予定でしたが、彼らだけでなく、全部で200名の看護師が参加しました。看護学部を卒業した後は、基礎知識のおさらいやテストを受ける機会も、また蘇生法も実際に人形を使って練習する機会も限られているため、非常に感謝されました。

夏休み中に長い時間をさいて準備してくれたGRAPHISの皆さん、また翻訳に協力してくれたRathana Lyさん、また指導に協力して下さったSothea看護訓練部長やNareth救急部長に感謝いたします。

We had “Doctor G’s Case Files” in Cambodia.

(2017年10月4-6日)カンボジアに、ドクターG現る! 日大附属病院の赤羽目省吾先生が今年も忙しい勤務の合間を縫ってカンボジアに来られました。今回、SBSI主催で、三つの国立病院で講習会を実施されました。ドクターショーゴの愛称で知られている赤羽目先生には、カンボジアでドクターGのようなことができませんか、とお願いしていました。できるだけ早く正しい病名にたどりつけば、正しい治療を施し、患者さんの命が救われたり、回復が早いので入院日数も少なくなり、ご家族の経済的負担も減るからです。
ドクター・ショーゴはそれにしっかり応えて、医療者のための内科診断学講習会を実施してくださいました。とても興味深いです。小さな症状から始まり、様々な検査値や画像・動画などを見ながら、病気を特定していきます。先生が担当した実際の患者さんの症例をもとに作成されていますので、とてもリアルです。