原口先生のカンボジアへの訪問
元・国立病院機構災害医療センター臨床研究部の原口義座(はらぐち よしくら)先生がカンボジアを訪問されました。三つの主要国立病院や日本大使館を訪問され、災害及び緊急医療について、非常に有意義な話し合いもなされました。ルムドア島の疾病予防・健康管理事業にも参加して、健康診断を実施してくださいました。
元・国立病院機構災害医療センター臨床研究部の原口義座(はらぐち よしくら)先生がカンボジアを訪問されました。三つの主要国立病院や日本大使館を訪問され、災害及び緊急医療について、非常に有意義な話し合いもなされました。ルムドア島の疾病予防・健康管理事業にも参加して、健康診断を実施してくださいました。
6月13日、小児科医と医療系学生を含むSBSIスタッフが、GRAPHIS支援で実施している疾病予防・健康管理プログラムのために、カンダル州のルムドア島を訪問しました。SBSC 幼年学校で、今月、毎日の衛生チェックで優秀だった生徒たちに賞品を授与。それから、病気やケガをした赤ん坊や子供のための診療活動を実施しました。
11月28日、日本結核予防会(JATA)から寄贈された結核検診車の贈呈式がプノンペンで開催されました。カンボジアのマム・ブンヘン保健大臣やJICA事務所の井崎所長、日本人商工会の近藤会長、それに日本結核予防会(JATA)、カンボジア結核予防会(CATA)、CENATの代表者らが出席されました。SBSIも招待され、佐々木明子が出席しました。SBSIは、JATA様のご依頼を受け、日本からの輸出、カンボジアでの内部改造などを実施しました。結核検診車は、既に地方で、何百人もの検診を行い、多くの結核患者の早期発見に貢献しています。
カンボジアでは、日本や各国の政府やNGOの支援により、結核の罹患率は減少しているものの、世界銀行の2011年の発表によれば、まだ、10万人につき437人です。(日本は、18.2人)
福島県南相馬市の仮設住宅集会所にある、和みサロン「眞こころ」3カ所の内、2カ所を、SBSI佐々木理事長ら2名が訪問しました。SBSI南相馬の地元メンバーであり、やっぺ南相馬事務局長の高田悦之さん(株式会社ワンサポート)が同行しました。やっぺ南相馬の代表は、内田雅人さんです。震災の時から消防団員として働き、その後も、復興のために様々な活動を展開しています。良いお父さんで、子供たちのスポーツ振興などにも熱心です。
冷たい雨にもかかわらず、どちらも朝から沢山の方が来ていらして、和気あいあいの和やかな雰囲気でした。
寺内第一応急仮設住宅集会所のサロンは、松野美紀子さん(やっぺ南相馬理事)が、来られる方たちにおいしいコーヒーやお茶をいれて、温かく迎えてくれます。皆さん、家を失い、家族や親戚を失った方、自分も波に一度はさらわれた方もいらっしゃいます。
天井を見ると、美しい折り紙細工が幾つも下がっています。松野さんが皆さんに教え始めて、あっという間に広がったとか。皆さん、互いにお話しながら、次々におっていかれます。このような指先の運動は、機能回復や向上にとても助けになります。人気のマッサージチェアは、相変わらず順番待ちです。また、子供たちも来てゲームをしています。高田さんから、PCの使い方を学ぶ子供もいました。
また、体操のDVDを再生すると、皆さん、さっと立ち上がって一緒にエクササイズ・タイム。健康にいいですね。また、仮設住宅よりもゆったりしていて、くつろげます、と、何人もおっしゃっていました。大家族がバラバラになったご家族も多く、ここに来ることが、心の支えという方もいらっしゃいました。
お昼は、新川さんご夫妻の仮設住宅に招かれました。新川さんの息子さんはあの日津波に流され、自宅屋根に乗って、15キロ沖合を漂流中に。捜索中のイージス艦に奇跡的に救出された方です。残念なことに、お嫁さんは助からなかったそうです。「お嫁さん、優しい人だったから息子を助けてくれたんだろうね」 そうおっしゃっていました。流される前のご自宅の写真なども見せてもらいましたが、今、このように生活できることを感謝していらっしゃいました。
午後は、牛河内第一の集会所のサロンを訪問しました。こちらは、ご主人が津波の犠牲になられたシングルママの佐藤久絵さんが、皆さんを迎えてくれます。年配の方たちだけでなく、子供たちも、ここなら、みんなでゲームをしたりするスペースがあって、よく来るそうです。お母さんと勉強している子供もいました。こちらの仮設住宅の自治会長さんからお話を聞くことができました。現在、150世帯が集まっていて、ここに来るまでに7回移動されたそうです。私も、細い県道などを車で通る時に、避難された方たちは、あの時、どんな思いで移動されたのだろう、と思わずにはいられませんでした。こちらの住宅は、屋根の構造上、雨が降ると音も大きく、暑さも半端ないとか。仮設とは、仮の住まいのはず。早く良い環境に移れるようにと祈ります。
帰る時には、皆さんからいただいた折り紙細工のおみやげが幾つもありました。大切な宝物です。震災で、本当にきずなの大切さを感じた、日本や、海外からも、多くの方たちが助けて下さったことをとても有り難く思っています、そう言って下さる皆さんから、私達は、いただいたもののほうが大きいと思います。
そして、コミュニティサロン「眞こころ」は、日本財団、大阪南ロータリークラブ、JVC、カトリック東京ボランティアセンター、横河レンタリース株式会社、イオス株式会社など、他の幾つもの団体や個人の方たちからご支援をいただいています。深く感謝申し上げます。
今回、SBSIからは、マッサージ機1台、足湯器、マロニー株式会社のマロニー、ジェイソン・ウインターズ・ティー(寄贈 イオス株式会社)、体操ビデオ「健康スイッチ」(たまサロン)、SBSIに送られたご寄付を持って行きました。
カンボジア活動ニュースレター 2012年6月号 #8
カンボジアのEMS(緊急医療サービス)とグラフィス診療所についての最新ニュースレターです。